街中をロードバイク(俳句)でもう一区(一句)

もったいないわ 楽しまなくちゃ 人生は一度きり パッ

20代で尿路結石になった話〜急な腰痛は尿路結石の可能性〜

今回は尿路結石について書きたいと思います。

 

というのも、この記事を読まれている皆さんに同じ痛みを味わって欲しく無いからです・・・

 

私は当時28歳の12月に尿路結石になりました。

その痛みは尋常でなく、「3大激痛」の1つだと言われています。

(ちなみに残りの2つは胆石とすい炎)

 

以下、簡単に説明します。

 

 

尿路結石とは

 尿路結石とは

腎臓から尿道までの尿路に結石が生じる疾患です。

泌尿器科の外来でみられる疾患の中では最も頻度の高い疾患のひとつで、年間罹患率も年々上昇を続けています。

特に壮年男性と閉経後女性に高頻度にみられます。尿路結石症は、腎臓から尿道までの尿路に結石が生じる疾患です。

 引用元: 尿路結石とは|東京女子医科大学病院 泌尿器科

 

とあります。

 

ちなみに私は昔「尿管結石」とか「尿道結石」とか呼んでいましたが、

結石のできた尿路の場所によって呼び方が違うそうです。

その総称として「尿路結石」と呼ぶそうです。

 

また、「壮年男性」に見られるとありますが、私自身、尿路結石はおじさんに発症するものだと思っていたので、自分もおじさんの仲間入りをしたのだと少しショックでした。(私が尿路結石を発症したのは28歳の時。)

調べたとこと25〜44歳が壮年期とのことなので、発症としては早めですね。

ちなみに私の同期も自分がなった1年前に尿路結石を発症していました。

 

尿路結石の最初のサインは何? 

まず最初に体に異変があったのは、おしっこをしている時でした。

何やら股間(特に睾丸や前立腺付近)に違和感がありました。

痛みはないのですが、何というかこう、詰まっているというかおも〜い痛みというか。

最初は「前立腺がおかしいのかな?」「ひょっとして前立腺がん?」とか思いましたが、

特に深く考えず、すぐ治るだろう くらいの気持ちでいました。

毎回のおしっこで違和感があるわけでは無く1日に1回違和感がある程度でしたし、機能にも問題がなかったのでそのまま放置していました。

ただ、数日後、おしっこ以外の時以外にも、家でくつろいでいる時などにも違和感を感じることがありました。

 

病院に行くことになったきっかけ

股間に違和感を感じていたものの、ずっと放置して1週間後・・・

朝、股間の痛みで目が覚めました。

ズキズキするような痛みです。攣(つ)っているような感覚。

とりあえずトイレに行こうと思いベットから起き上がった瞬間、

筋が切れたような激痛が腰に走りました。

 

最初は、何か変な起き上がり方をして腰をひねってしまったのかなと思いましたが、

全然痛みが治りません。

いろんな体勢になってみたり、腰ツボを押したりしたものの全く効果無し。

股間の痛みなんてどうでも良くなるくらいの激痛がずっと続きました。

長い痛みに耐えきれなくなり、吐き気もしました。

 

この段階ではまだ尿路結石だなんて思っておらず、何が起きているかわからずパニックになっていました。

股間の違和感と腰の痛みは全く別の要因だと思っていました。

これはかなりヤバイ異変が体に起きているのでは・・・と思い、救急車を呼ぼうとしていたくらいです。

幸い、私の家から病院まで徒歩2分(めっちゃ近い)だったので部屋着のまま病院へ向かいました。

日曜日で休みだったため、外来受付の方から行きましたが、15人くらい先客がいました。

正直、マジでめっちゃ痛いから優先的にやってくれと思いました。

あなたたち(他の患者さん)より私の方が絶対に急を要していると笑

そんなこと言っても仕方がないのでいろんな体勢になりながら痛みを堪えていました。

どの体勢になっても痛みが収まらないのでかなりきつかったです・・・

周りから見たらこいつなんで身体をクネクネしてるんだ・・・って思われていたでしょう

その姿はまるで音で動くおもちゃ「フラワーロック」。

 

フラワーロック 2.0 (ノースポールtype)

フラワーロック 2.0 (ノースポールtype)

  • 発売日: 2008/10/31
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

 

診断結果

ようやく自分の番になり、医師に診てもらうと、尿路結石の可能性があると言われ、CTを撮ることになりました。

その準備の間、痛みに耐えるためベッドで横になり、看護師さんに鎮痛剤の座薬を入れてもらいました。

母親以外に座薬を入れてもらったことがなかったので正直恥ずかしかったですが、

そんなことを言っている場合ではなかったです笑

 

で、CTを撮ったところ、腎臓の経路に結石がありました。

腎臓と繋がっているところに石があったため、腰が痛くなったそうです。

幸い、小さい結石であったため追加の治療は無く、尿と一緒に自然に流れるのを待つことになりました。

大きいものだと衝撃波によって破壊することもあるそうです。手術でメスを入れる必要も無いそうです。今の医学はすごいですね。

 

で、痛み止めを数日分もらい、その日は終了。

次の日の午前中に病院に行き、尿路結石の注意点(食事など)を専門医に聞き、午後からは普通に会社に行きました。

注意深くおしっこを観察していましたが、結局結石を見ることはできず

気づいたら治っていました。

 

ちなみに結石はこんぺいとうのような、人に痛みを与えるための形状をしているのでぜひネットで調べて見てください笑

 

対策

尿路結石の再発を防止するための資料を病院で貰ったためここで紹介します。

自分と同じ苦しみを味わう人が一人でも減ることを祈ります。

 

1.水分をこまめにとる

      食事以外に1日2リットル以上(水道水、お茶など)

 

2.バランスの良い食事

      尿をアルカリ化することが大切

      

◯摂りすぎに注意

・動物性タンパク質(プリン体)を多く含む食材

・高カロリー食品

・シュウ酸を多く含む食材

    ほうれん草、たけのこ、チョコレート、紅茶など

・糖分や塩分を多く含む料理

 

◯積極的に摂る

・尿をアルカリ化する食品

    海藻類、野菜類(特に緑黄色野菜)

・植物性タンパク質を多く含む食材

    大豆製品

・低脂肪の食材

・カルシウムを多く含む食材

 

◯その他

アルコールは適量であれば特に厳しい制限はないそうです。

週2日以上の休肝日をもうけるのが目安。

 

 

まとめ

28歳にして尿路結石になるとは思いませんでした。

思えば、日々、ラーメンや外食ばかりで食生活が悪く、なるべくしてなったと思います。

皆さんも普段の健康生活に気を付け、食事・運動・睡眠を適切に取り、尿路結石にならないようにお気を付けください。